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株かじり系ANAマイラー

株からANAマイル、クレジットカード、アニメまで気の向くままに書いていきます。

マーベラス<7844>の株主総会と経営近況報告会に行ってきました。

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カドカワ<9468>の株主総会に続き、マーベラス<7844>の株主総会にも参加しましたのでご紹介します。

hanna.hateblo.jp

株式会社マーベラス株主総会概要

開催日:2016年6月21日(火)15:00~16:15(総会後に経営近況報告会有)
開催場所:シェラトン都ホテル東京 地下2階「醍醐」
お土産:あり
議決権を行使できる株主数:2万1,337名
その議決権数:51万7,127個
出席参加株主数:5,175名(議決権行使書提出・インターネット上での行使含)
その議決権の数:35万8,424個

銘柄情報

単元:100株
総会前日の終値:821円
株主優待:なし

http://chart.yahoo.co.jp/?code=7844.T&tm=1y&type=c&log=off&size=m&over=s,m25,m75&add=v&comp=

決議事項

第1号議案

取締役8名選任の件

第2号議案

取締役に対する業績連動型株式報酬等の額の算定方法及び内容決定の件

※株式給付信託(Board Benefit Trust、以下BBT)導入するというもの。BBTは、信託を通じて株式を取得・給付する業績連動型株式報酬制度。

質疑応答

以下、質疑応答ですが要約・意訳している場合があります。
またAの横の括弧は回答者(敬称略)です。

Q1. 各事業について

Q1-1「コンシューマ事業と映像事業の今後の製作数や規模について」

A1-1(中山)「ポートフォリオ経営ををしているため、各事業の目標数値を決めるというよりも、その年にいけそうな事業に力を入れている。今でいえばステージ事業が好調なので力を入れている。」

Q1-2「オンライン事業の今後の利益を上げる方策について」

A1-2(青木)「利益を伸ばすには一発当てるのが一番近道であり目指してはいるが、リスクが高くギャンブルに近い。安定的な経営のために2つの方策を立てている。
①今あるものを維持し、効率化を図る ー オンライン事業ではタイトルを長期運営コンテンツとするかが経営の安定基盤にとって重要である。当社では『ログレス』のスマホ版をいかに続けていくか。10年を目指したい。長く続けるために今季は、昨日発表(リンク先PDF注意)させていただいたBLEACHとのコラボのようにコラボレーションに力を入れていく。すでに仕込みは済んでおり毎月何らかの発表ができると思う。

②今あるものを伸ばす ー 海外展開。昨年12月に台湾のAppStoreで1位を獲得した。月間ランキングでもトップ5くらいに入ることができた。次に狙うは本丸大陸中国。今月(2016年6月)末にCBTを予定している。問題がなければ7月に本格リリースする。」

Q2. 連結貸借対照表について

Q2「総資産約200億円に対して現預金が87億程度と4割以上と多い。これだけの現預金の使いみちは考えているのか」

A2(中山)「配当は、配当性向30%以上を約束しておりそれは守っていく。昨今のゲーム開発費が高騰していることに加え、具体的に案件があるわけではないがゲーム業界の再編も視野にM&Aも考えて余裕を持っておきたい。」

Q3. プリキュアどうなった

Q3-1「招集通知の「音楽映像事業」で『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。続』が挙げられているが、ここ2,3年はプリキュアシリーズの名前が出てこないがプリキュアシリーズはどうなったのか」

A3-1(松本)「プリキュアシリーズは、ずっと続けてきており最早定番作品。女の子が成長する上でのプリキュアは避けて通れないモノになっている。今まではプリキュアテニスの王子様のミュージカルが2本柱だったが、『やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。』など他のコンテンツが育ってきて多様化したため、招集通知に名前が出てこなくなっただけである。」

Q3-2「「音楽事業」なのにアーティストが「vistlip」1組しかいないが、今後のアーティスト展開など音楽事業の施策について」

A3-2(松本)「専属は「vistlip」だけだが、音楽市場が多様化、業界全体としてパッケージ売上が減少している。その中で施策としては、『幕末Rock』のように音楽を軸にゲームやアニメ、ライブなどのメディアミックスを展開していく。音楽は色々なコンテンツの中でも必ず存在するため音楽を軸にメディアミックス展開をしていく」

Q4. 自社株買いについて/久夛良木社外取締役

Q4-1「自社株買いを2日間で行った理由はなぜか」

A4-1(加藤)「自社株買いは自ら行えるものではなく、一定の条件で任せるしかない。その条件が偶然にも2日間に合致してしまった。コントロールできるものでもないのでご理解願いたい。」

Q4-2「久夛良木社外取締役が今回で退任するが、印象や感想があれば」

A4-1(久夛良木)「3年に渡り社外取締役をやってきたが、以前いた会社(ソニー)とは事業が異なり、(自分にとって)全く新しい分野(スマホゲームなど)に刺激を受けた。新しい時代の融合が始まっており、お互いに意見交換をさせてもらって私にとってもマーベラスにとっても株主にとっても有意義な議論ができたのではないか。また、全く違う観点の様々な事業をしている中で、今後、エンターテイメントやゲームが合わさったような新しい事業が生まれてくることを私の夢として託したい」

Q5. 取締役について

Q5-1「第1号議案で取締役候補者として新任が2名(泉水敬氏と有馬誠氏)いるが、それぞれリクルート社とパソナ社出身で人材派遣関係である。今までは同業他社が多かったが、選任理由を教えてほしい」

A5-1(中山)「ご存知の方もいるかもしれないが、泉水氏はマイクロソフトジャパンでゲーム事業をされていた方であり同業である。有馬氏は、出身こそ人材だが、幅広い事業に携わってきている。人選については、同業他社に限定して選んでおらず、幅広い分野から選んでいる。」

Q5-2「9月30日付で山口善輝氏が退任したとのことだがその理由は?」

A5-2(中山)「一身上の都合であり、この場での回答は差し控えたい」

Q6. コンシューマ事業(ゲームソフト)について

Q6「コンシューマ市場が国内では縮小傾向だが、海外市場向けにどのような対応をしていくか」

A6「国内でリリースしたもので海外で売れる可能性があるものは全てMarvelous USAでもリリースするという方針。もっとも、海外ではレギューレーションの違いもあるので国内で出せても海外で出せないものもある。特にアメリカ市場ではバイオレンス系は緩やかな傾向だが、セクシー路線については厳しい。閃乱カグラはギリギリだった。」

Q7. いわゆる2.5次元ミュージカルについて

Q7「人気タイトルは大方やり尽くした感があるが、現状認識と今後の方針は?」

A7(中山)「確かに人気タイトルはほとんど2.5次元ミュージカルになっているが、刀剣乱舞やアンサンブルスターズのように去年の今頃は想像できなかったタイトルが人気となっている。また、今まではマンガ→アニメ→2.5次元の流れが主流だったが、今ではゲームやマンガ→2.5次元→アニメという流れもできており期待している。またシリーズ化できているタイトルもあり、それを大事にしていきたい。それよりも問題としては芝居小屋の確保だと思っている。ここ数年で多くの劇場が改修や建替に入り劇場の取り合いが起きている。早めの劇場確保に努めていく。」

Q8. 「本丸中国」(Q1参照)発言について

Q8「青木副社長が「本丸中国」と言ったが、それは東アジアで見たときの「本丸」という意味か、世界の中の「本丸」という意味か。発言の意図は?」

A8(青木)「過去、欧米向けのコンシューマゲームを作ったことがあるが全て撃沈した。欧米向けのゲームを日本人が作るのは難しく、以降、欧米”向け”を狙ったゲーム作りは一切していない。結果として欧米でも売れれば良いと考えている。先ほど中山(会長兼社長)が欧米でコンシューマゲームが好調だと言ったが2,30万本も売れているのではなく、低リスクながら数万本売れて十分に利益を出しているという意味での好調である。そのため”本丸”は欧米ではない。また、ログレスが台湾で好調だが台湾の人口は2,400万人で日本の5分の1。アプリの市場は約1,000億円弱程度で同10分の1で1位をとったとしても上限がある。一方で中国のアプリの市場は、正確なデータはないが日本を超えており、おそらく今年世界一になる。そこで日本のコンテンツが受け入れられやすいであろうアジア、特に今勢いがあり市場が急拡大している中国という意味で「本丸」と言った」

Q9. 第2号議案(業績連動型株式報酬導入)について

Q9「ストックオプションではなく、なぜ現物(BBT)なのか」

A9(加藤)「ストックオプションは、あくまでオプションであり、BBTで株式を受け取ることによって株価上昇のメリットも下落リスクも株主とともに共有するためである」

Q10. 劇場の不足について

Q10-1「代々木アニメーションが劇場を購入したが、マーベラスは劇場不足の対策として購入は考えていないのか」

A10-1(中山)「劇場購入のシミュレーションをしたことはあるが、現時点において購入を具体的に検討している事実はない。仮に360日劇場可動させるとした場合、60%程度は自社公演をしないと収益が上がりにくい。また演目ごとに必要な劇場は変わってくるので、現在の(公演)規模で演目に合わせた劇場を複数持つというのは現実的ではない。」

Q10-2「株主優待を現在導入していないが、株主優待としてチケットの先行販売等はできないのか」

A10-2(中山)「100%シェアを持って行っている公演ならばできる可能性は高いが、現在の公演は委員会方式であり、利害関係者が多いため当社の株主だけ優先販売等を行うのは難しい。」

Q11. 円高/LINE上場について

質問の前置「今回は3回目の総会ですが、社長さんも頼もしくなられまして」

(中山) 「お褒めいただきありがとうございます」

Q11-1「アナリストが円高が進むと予想をしているが、円高の影響は?」

A11-2(中山)「海外売上比率が高くないので大きな影響は現時点の為替レートではない。ちなみに当初事業計画の算定時には110円だったが、今回の発表における為替想定は105円である。」

Q11-2「LINEが7月に上場するらしいが、上場した時のマーベラスへの影響は?」

A11-2(中山)「”分かりません”というのが正直なところ。LINEと協業しているわけでもないので現在のところはない。」

Q12. 海外展開/ディズニーについて

Q12-1「業績予想ではトントンから減益の予想だが、ログレスの中国展開は業績は織り込んでいるのか」

A12-1(青木)「ほぼほぼ見込んでいない。中国は初チャレンジであり利益は見ていないので織り込んでいない。」

Q12-2「先ほどログレスを10年展開するタイトルにしたいと言っていたが、個人的にモンストやパズドラにしろコラボは売上が落ちてきた末期症状に対するカンフル剤でしかないと思っている。コラボによって課金の先食いをしているだけで参加者を増やす効果はないと思うので新しいタイトルを出す方向に力を入れたらどうか」

A12-2(青木)「貴重な意見としては承る。コラボは取り組み始めたばかりであり知見が溜まっていないので推移を見つつ進めていきたい。またコラボには2つあり、課金の前食いになるようなものもあるが、我々が目指しているのは離脱ユーザーの復帰と課金によらない既存ユーザーの”遊び場”の提供である。コラボによってユーザに楽しんでもらい、アクティブユーザを維持することが目的である。ログレスのプレイヤーなら分かるが、今回のコラボは課金に走っていない。」

Q12-3「ディズニーのアプリがあって宣伝も大量に投入していたと思うが、最近はめっきり話題にならないがランク外に消えていくのではないか。ディズニーのタイトルは、まだ続けていくのか。」

A12-3「ディズニーのタイトルをリリースして1年3ヶ月くらい経つが、開発時には世界のディズニーからIPを預かるということでかなり力を入れた。我々は版権でビジネスを行う会社なので、版元の信頼を失うことはあってはならない。将来的にはどうなるか分からないが、売上を維持できるよう頑張って1日でも長くタイトルを続けていきたいと思う」

お土産

お土産は、魔法つかいプリキュア!のDVD第1巻。

マーベラス株主総会お土産 魔法つかいプリキュア!DVD第1巻

株主総会後の経営近況報告会は次の記事で紹介します。

 

 

hanna.hateblo.jp

 

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